【SUNRISE日本/嵐】‐日本の日の出をよりよくするためには?‐
【基本情報】
2000年4月5日リリース
嵐 2枚目のシングル・自身初の両A面シングル
作詞:F&T
作曲:馬飼野康二
編曲:CHOKKAKU
デビュー曲の歌詞解説はこちらから↓
shangrira-journey.hatenablog.com
【歌詞&解説】
この曲は普通のメロディーと櫻井翔さんのラップが交差する曲です。
前作の「A・RA・SHI」もそうですが、この曲もまだ櫻井さんのラップ部分の作詞はありません。
この曲は、まだまだ嵐の手さぐりな感じが曲全体に表れています。
それでは歌詞を見ていきましょう。
(今回通常歌詞を青色、ラップ部分を赤色で表記しています。)
静かな風が通り過ぎた
大地をあたたかな 香りが包む
SUNRISE日本 かけめぐる 光は強さを持って
SUNRISE日本 つきぬけろ 魂はここにあるさ
ゆっくりなメロディーからこの曲は始まります。
と思いきや、スクラッチ音の後テンポが上がり、サビが始まります。
そもそも「SUNRISE」とは日本語で「日の出」という意味です。
つまりタイトルは「日の出 日本」
うん。直訳するとピンとこないですね、、、。
いろんな物 ただ作られて 心もなく捨てられていく街
いつか今を振り返る自分が ここにいたと思い出して
魂で生きてたと 言えるように 言えるように
君を友を愛を 抱きしめてやる
そして、櫻井さんのラップ。
何を作っても、何を積み重ねてもあっけなく捨てられたり裏切られてしますような世の中。
そんな中でも、この環境で一生懸命生きていたと、胸を張って言えるように、大切な“君”や大切な友達とともに頑張って時間を過ごそうという”決意”を歌っています。
忘れない言葉を胸に 目を覚ます メロディー唄う
いつからでもやりなおせるから 心に火をつけろ
そして、メロディーが元に戻り、個々の歌詞を歌い上げます。
「忘れない言葉」とは、先ほどの櫻井さんのラップでの”決意”を意味しています。
SUNRISE日本 淋しさも 星を見上げうけとめる
SUNRISE日本 涙さえ 両手でふいて笑おう
ここのサビでは、"決意"に躓いたとき、そのことを受け止め、涙を超えて走って行こうということを伝えたいのだと考えられます。
ゼンゼン話したくないときや カッコつけたくなる夜が
みんなみんなみんなあるから だから 心配しないでもう少し
人を好きになったり キズついたり キスをしたり
君を友を愛を 抱きしめてやる
1回目のサビでは”決意”を表していましたが、今回のパートでは先ほどのサビと同じく挫折について、そしてその立直りについての歌詞になっています。
ひとりでは ささえきれない 悲しみも 2人でささえる
昨日よりも強い自分になってゆけるから
ここのパートも同じです。
SUNRISE日本 この時代(とき)を みんなの夢の形に
SUNRISE日本 変えてやる そう あきらめないで
こうして、サビを繰り返し、曲は終わっていきます。
【総評】
2枚目ということもあって、様々な趣向を凝らしてある曲であるがゆえに万人受けするような曲ではないのが正直なところだと思います。
しかし、タイトルにある「日本の日の出をよりよくするためには」という着眼点でこの曲を見ていくとこの曲が伝えたいことがわかると思います。
ズバリ、
仲間と手を組んで前に進んでいく。
ということを、この曲は伝えたいのだと私は考えます。
極論ですが、日本国民の全員が自分の好きなことや仕事などを、みんながみんな頑張っていけば、日本国の多く利益が出ることにつながります。極論ですが。。
ここまでの規模となではいかなくとも、何かしらいい方向に変わっていくことには変わりはないと思います。
こういった視点で聞いてみると、この曲から感じることが変わるかもしれませんね!
*あくまで、私個人の意見です。他にも様々なとらえ方があると思います。
他の捉え方などや記事の感想をコメントで書いてくださると嬉しいです。
お待ちしています。お気軽にどうぞ!
【引用】
https://www.johnnys-net.jp/page?id=disco&artist=10